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ジャパンモビリティショーで未来のモビリティを探求
2023.11.23
先日、ジャパンモビリティショーに参加してきました。ほとんどのブースを回りましたが、特に印象的だったのはホンダブースでした。
入口には「Honda DREAM LOOP」というエリアがあり、来場者が自分の夢見るモビリティを入力すると、AIが夢の設計図を生成するという体験型展示がありました。私はメガソーラー搭載の船をイメージして入力してみましたが、結果は大きく異なっていました。AI技術も過渡期ということで、この辺りはご愛嬌という感じですね。
展示車両は「時間や空間といったさまざまな制約から人を解放するモビリティ」や「人の能力と可能性を拡張するモビリティ」をテーマにした様々な展示がありました。
その中で、特に印象に残ったのは、世界初公開のプレリュード コンセプトでした。プレリュードといえば、かつてホンダのスペシャリティクーペとして人気を博したモデルです。2001年に販売終了となって以来、22年ぶりにハイブリッド車として復活を果たしました。
今の時代にEVではなくエンジンを採用した理由の一つは「エンジンの音や振動を楽しんでほしい」というものでした。確かに、今後自動車の電動化が進めば、エンジン音を体感する機会はほとんど無くなるのかもしれませんね。
また、カラフルなデザインが人目を引いたサステナ・シー コンセプトは、環境負荷ゼロに向けて新たな可能性を感じさせてくれました。サステナブル素材でできたカラフルなパネルを自分好みに合わせて組み替えて楽しんだり、新たなライト技術によってコミュニケーションを楽しんだりと、今までになかった無数の楽しみ方が生まれそうですね。
ジャパンモビリティショーは、未来のモビリティの可能性を探求する多数の展示で充実していました。これからの時代の変遷とともに、どのような未来が描かれていくのか、想像力が掻き立てられるワクワクする時間を過ごすことができました。